中国式スパルタ教育は欧米式個性重視よりも優れている=華人教授のコラムが話題に―米国

Record China    2011年1月18日(火) 15時26分

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15日、イェール大学の蔡美児教授はこのほど、ウォール・ストリート・ジャーナルにコラムを発表。中国人の母親の教育方法は欧米の女性よりもすぐれていると主張した。コラムは大きな反響を呼んでいる。写真は07年2月、ニューヨークのチャイナタウンの旧正月。

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2011年1月、イェール大学の蔡美児(ツァイ・メイアル)教授は、米紙ウォール・ストリート・ジャーナルにコラムを発表。中国人の母親の教育方法は欧米の女性よりもすぐれていると主張した。蔡教授のコラムは大きな反響を呼んでいる。15日、新華網が伝えた。

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蔡教授には娘がいるが、その教育方針は厳格そのもの。例えばピアノの練習でうまく弾けなかったら深夜まで練習をやらせ、その間は食事も与えないどころか、トイレにまで行かせないという。さらに娘がパーティーで不作法な振る舞いをした時には、お客の目の前で「ゴミ」とよびつけたという。

蔡教授は今後、中国人のほうが成功することが多いと予測し、その原因は子ども時代の教育が厳格だからだと分析。個性を重んじる欧米式教育よりも、未来のための能力と自信を身につけさせる中国式教育のほうが優れていると主張した。

蔡氏のコラムは大きな反響を読んだ。同紙のウェブサイトのコメント欄には、蔡教授の熱心な教育方法を称賛する声もあるが、ほとんどは児童虐待ではないかと批判する意見だった。

ペンシルベニア大学で修士号を取得した任さんは、米国の名門大学入学者のうち、アジア人が多くの枠を占めている現状が米国人を不安にさせているのではと指摘した。名門で知られるカリフォルニア大学バークレー校の入学者のうち、ほぼ半数がアジア系だという(カリフォルニア州の総人口に占めるアジア系の比率は約13%)。(翻訳・編集/KT)

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