Record China 2011年1月13日(木) 8時7分
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11日、中国在住英国人ジャーナリスト主催「胡潤百富」は、個人資産1000万元以上の富豪の消費傾向をまとめたレポートを発表。彼らの平均年間消費額は190万元、その平均年齢は39歳であることが分かった。写真は投資対象として人気の伝統式住宅・四合院。
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2011年1月11日、英国人ジャーナリストのルパート・フーゲワーフ氏が主催する研究機関「胡潤百富」は、個人資産1000万元(約1億2500万円)以上を所有する中国の富豪の消費傾向をまとめた「2011−中国千万富豪のブランド傾向レポート」を発表した。富豪の平均年間消費額は、資産1000万元以上を所有する「千万富豪」が190万元(約2375万円)、資産1億元(12億5000万円)以上の「億万富豪」が250万元(約3125万円)であることが分かった。12日付で瀟湘晨報が伝えた。
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データは、同誌が2010年4〜11月にかけて個人資産1000万元以上を所有する中国人富豪401人に直接面談した結果を、コンサルティング会社・マックスシェアー(Maxshare)がまとめた。うち、資産1億元以上の富豪は45人。
それによると、千万富豪の平均年齢は39歳、億万富豪の平均年齢は43歳で、男性7:女性3の割合だった。職業別では、不動産業と製造業が最も多く、資産形成の最も大きな要素には「投資のリターン」と「企業所有による利益」を挙げている。
所有している車は平均3.3台、年間の平均休日日数は15日、60%が非喫煙者で、ワインとウイスキーを好む傾向が目立ってきたことなども明らかになった。
投資に関しては、「不動産投資」が最も多く、3分の1以上の富豪が手がけている。「株式投資」は09年よりやや増加して25%という結果だったが、3年前の33%からは大きく減少したままとなっている。一方で、非上場会社への投資は増加しているという。美術品への投資に関しては、7割以上が購入しており、約2割はオークションに参加して落札した経験を持っていた。
一方、消費内容に関しては、旅行・贅沢品・子供の教育・娯楽・贈答品などが主要項目として挙げられた。
海外旅行の人気目的地は、フランス・米国・オーストラリアの順で、今回はモルディブの人気が急上昇した(09年の11位から5位へ)。子女の留学先として人気が高かったのは、米国・英国・カナダで、この順位は3年来不変。彼ら富豪の54%はこの先2年の中国経済について「とても自信がある」と回答している。(翻訳・編集/HA)
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