Record China 2011年1月10日(月) 14時51分
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7日、中国では国民1人当たり年間8袋点滴している。医療報酬が低価格に抑えられている中、病院は薬品使用で利益を上げるという構造的な問題がある。写真は北京の病院で点滴する患者。
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2011年1月7日、新華日報によると、中国では国民1人当たりの点滴消費量が年間8袋に上り、適切な薬品利用のため法律の介入を求める声も上がっている。
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中国国家発展改革委員会の関係者はこのほど、2009年に中国で消費された点滴が104億袋だったことを明かした。1人当たり平均で年間8袋を消費した計算。国際平均である2.5〜3.3袋を大きく上回る水準で、薬剤の浪費が浮き彫りとなった。
点滴の過剰使用問題の背景には、医療報酬が抑えられる中、薬品販売が病院経営を支えているという経済的な問題がある。大病院の収入に占める薬品販売の比率は47%以下に制限するとの政府規定もあるが、小さな病院では70〜80%にまで達していることもままあるという。
また、患者側が不必要な場合でも点滴を求めることも多い。こうした中、適切な薬品利用のために法律の介入が必要だとの声も上がっている。長年の懸案となっている医薬分業以外に、不必要な点滴には刑事罰を科すべきとの意見もある。(翻訳・編集/KT)
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