北京で「一人っ子政策」の自動車版始まる―ドイツ紙

Record China    2011年1月2日(日) 10時16分

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12月27日、ドイツ紙は「北京は“一人一台”政策を始めた」と題した記事を掲載した。写真は北京の渋滞。

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2010年12月27日、ドイツ紙ビルトは「北京は“一人一台”政策を始めた」と題した記事を掲載した。30日付で環球時報が伝えた。以下はその内容。

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“交通崩壊”が訪れる前に北京は早急に“ブレーキ”を掛けなければならない―。中国で自動車の所有が1人1台までに制限されることになった。「一人っ子政策」をとっている中国で、今度は「一人一台政策」が始まったというわけだ。

北京のフォルクスワーゲン販売店。販売員の周亮(ジョウ・リアン)さんによると、最近は週末ごとに店内が買い物客で埋め尽くされ、みな我先にと気に入った車を買っていく。統計によると、12月の第1週だけで北京では約2万台の車が売れた。過去1週間ではこれが3万台に上る。

現在、北京の道路を走る車の数は約470万台。ピーク時の大渋滞はもはや珍しい光景ではない。それでも毎日大量の新車が続々と“デビュー”を果たしている。北京の交通危機は雪山を転げ落ちる雪玉のようにどんどん膨れ上がり、スピードも加速している。

ドイツの自動車専門家は「北京は全中国の手本のような存在。“一人一台”政策は徐々に他の主要都市でも始まるだろう。そうなるとドイツ車の売り上げに影響が出るのは必至だ」と懸念を示している。(翻訳・編集/NN)

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