2010年の華流芸能界を最も騒がせたのは恋愛・結婚関係のニュースではなかったろうか。何年も結婚を隠していた清純派アイドルに、出会いから3週間で電撃婚約を決めた女性タレントまで、レコードチャイナ編集部がセレクトした10大ニュースをご紹介する。第3回は、隠し通した結婚と妊娠・出産が世間に知られるも、すぐさま芸能界に復帰したヴィッキー・チャオ。

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中国を代表する「四大花旦(中国四大若手女優)」の1人、今年34歳のヴィッキー・チャオ(趙薇)が、4人の中で初の既婚者＆母親となった。出世作となった連ドラ「還珠姫 プリンセスのつくりかた(98年/原題：還珠格格)」で国民的アイドルとなり、その後も「少林サッカー(01年)」や「レッドクリフ(08〜09年)」などの大作に出演する人気者。近年は中国で不動産・ホテル業を営むシンガポール籍の富豪男性と熱愛の噂が絶えず、「結婚するときははっきりそう話す」「国際結婚はあり得ない」と断言していたのに、実際は……。

09年半ばより、噂の男性とすでに入籍しているとの報道が続いたが、同年年末を境にヴィッキーは公の場から姿を消した。明けて今年1月には、「すでに妊娠5カ月で、シンガポールで出産する予定」と報じられ、それを裏付けるかのように、最新出演映画「錦衣衛(14 Blades)」のプロモーション活動を全欠席。3月には大きなお腹をした写真も報道され、4月11日にシンガポールで女児を出産したことが公式に判明する。ヴィッキーは決して未婚ではなく、時期は定かではないが、件の男性ときちんと入籍していたとのこと。

出産わずか2カ月、6月には第13回上海国際映画祭の審査員として芸能活動を再開。あまりに早いスピード復帰がさらなる波紋となる。「すでに離婚を覚悟し、生活基盤づくりを急いでいる」と、マスコミの餌食になってしまったのだ。短い交際期間で結婚に踏み切ったことや、姑との不仲説がこれに拍車をかけた。現在のところ、ヴィッキー側は離婚危機説を否定している。(編集/愛玉)