<朝鮮半島情勢>人民解放軍が戦備体制に突入=「衝突抑止」が狙いとの見方も―SP華字紙

Record China    2010年12月22日(水) 13時52分

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21日、シンガポール華字紙・聯合早報は記事「朝鮮半島の緊張局面に対応するため、関係する中国部隊は戦備態勢に」を掲載した。人民解放軍の瀋陽軍区、済南軍区、北海艦隊、第二砲兵部隊は戦備体制に突入したという。写真は2010年7月、済南軍区の演習。

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2010年12月21日、シンガポール華字紙・聯合早報は記事「朝鮮半島の緊張局面に対応するため、関係する中国部隊は戦備態勢に」を掲載した。以下はその抄訳。

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朝鮮半島に近い瀋陽軍区、済南軍区、北海艦隊、第二砲兵部隊(ミサイル部隊)などの関連部隊は戦備体制に突入した。中国は今後の展開に応じて警戒レベルをさらに引き上げることになる。

北京のある研究者は「中国の目標は朝鮮半島での大規模な衝突抑止にあり、戦闘に参加することにはない」と指摘した。戦備体制は難民問題や中朝国境への戦火の飛び火を防ぐことにあるという。すなわち、中国が必ずしも北朝鮮を支持するものではないことを示している。もっとも、大規模な全面戦争にまで発展する確率は低く、今後も神経戦が続くと予想した。(翻訳・編集/KT)

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