2010年11月26日、ジャガー中国のLorenz Glaab総経理は、今後の方針について「中国中西部地域に販売網を広げ、ブランド知名度の向上に注力する」と明言した。中国の各メディアが伝えた。

ジャガーの2010年1−9月の中国における総販売台数は前年同期比70％増の2155台で、03年の中国進出以来、最も好調なセールスを続けている。同社にとって中国は世界第4位の市場であり、新型スポーツセダン「XF」のセールスは世界トップ3に入る。

しかしGlaab総経理は、ジャガーの中国における知名度の低さを認めた上で、品質とサービスの良さをアピールするため、部品センターや社員教育センターを各地に増設する考えを示したほか、「今後は沿海地域だけでなく、成都、武漢、重慶、西安といった内陸部の大都市を中心に販売網を広げていく」と述べ、中国市場をより重視する姿勢を明らかにした。(翻訳・編集/JX)