<中華経済>2011年の許容インフレ率、4%に引き上げか―中国

Record China    2010年11月26日(金) 20時37分

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25日、近く開かれる中央経済工作会議で、2011年の許容インフレ率が4%に引き上げられるとの見通しを、中国政府関係者が明らかにした。

2010年11月25日、近く開かれる中央経済工作会議で、2011年の許容インフレ率が4%に引き上げられるとの見通しを、中国政府関係者が明らかにした。これまでの許容インフレ率は、06年と07年が3%、08年が4.8%、09年が4.0%、10年が3%だった。中国日報などが伝えた。

中央経済工作会議では例年、翌年の経済成長と物価抑制目標とともに、マクロ政策の基本方針が打ち出される。具体的な目標は、毎年3月に開かれる「両会(全国人民代表大会と政治協商会議全国委員会会議)」で発表される。

来年の許容インフレ率は、2010年の年末までか、来年3月の「両会」までのCPI(消費者物価指数)の状況を見て定められるという。

中国以外の新興国は、2010年はブラジルが4.5%、インドが5〜6%と、中国の3%よりかなり高め。今年10月の実際のインフレ率は、中国が4.4%、ブラジルが5.2%、インドが9.8%とそれぞれ目標を上回った。中国が来年の許容インフレ率を引き上げても、世界に意外感を与えないとみられる。(翻訳・編集/JX)

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