Record China 2010年11月8日(月) 20時47分
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6日、中国で潜水艇「蛟龍号」の改良と水深5000〜7000m級の試験潜航を行う準備が進められている。写真は3759m潜水時の「蛟龍号」。
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2010年11月6日、新華網によると、中国科学技術部はこのほど、中国が有人潜水艇「蛟龍号」の改良と水深5000〜7000mの試験潜航に向けて、着々と準備を進めていると発表した。この試験潜行は有人潜航としては世界最深となり、中国の深海技術や海洋鉱物資源の探査事業への貢献が期待されている。
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課題と目標は(1)3000m級の試験をもとに問題点や応用上必要な技術改良に焦点を当てること(2)水深5000〜7000m級の試験を完成させ、規定の海洋環境(気象、海洋状況、水文学)条件下で有人潜水艇の性能を調査すること(3)船級協会の検査規範研究と船級業務の発展(4)有人潜水艇を最終的には実用化や、中国の大洋海底資源調査や科学調査事業の基礎固めに投入すること―だという。
この有人潜水艇の技術改良や5000〜7000m試験潜航は「十二五(第12次5カ年計画)」の海洋技術分野「潜水機技術と重機器装備」プロジェクトの目玉の一つ。今年8月に1台目の「蛟龍号」が3000m級の試験に成功し、最大深度3759mに達した。これにより中国は、米、仏、露、日に次いで5番目の3500m以上の深度での有人潜水を行った国となっている。(翻訳・編集/中原)
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