<続報>炭鉱爆発事故の死者32人に、基準超過のガス濃度を事前に把握も対処せず―河南省禹州市

Record China    2010年10月19日(火) 15時16分

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19日、河南省禹州市の炭鉱爆発事故被害者救出チームによると、地下坑内に閉じ込められていた37人のうち、32人の死亡が確認された。写真は事故現場での救出チーム。

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2010年10月19日、河南省禹州市の炭鉱爆発事故被害者救出チームによると、地下坑内に閉じ込められていた37人のうち、32人の死亡が確認された。残る5人の安否は確認されていないが、身元は明らかになっているという。新京報が伝えた。

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16日、中平能化グループの平禹煤電公司が所有する炭鉱でガス爆発が発生、坑内で作業中だった作業員276人のうち239人は地上に脱出したが、残りの37人は地下坑内に閉じ込められていた。

救出チームの副責任者の杜波(ドゥー・ボー)氏は、「一刻でも早く5人の行方不明者を探し出す」と述べた。記事によると、救出チームは不明者の捜索に全力であたっているほか、炭鉱内の運送路、電力供給、換気システムなどの修復を進めている。

当局の調査で、炭鉱側は事故の22時間前の時点で炭鉱内のガス濃度が基準値を超えていたことを把握していたにも関わらず、何ら緊急措置をとっていなかったことが明らかになっている。(翻訳・編集/津野尾)

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