Record China 2010年10月17日(日) 20時30分
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14日、米ボストン大学の薛涌教授はブログに記事「中国人富豪が日本の温泉観光地を購入する悲劇」を掲載した。先日、日本の三朝温泉の土地を中国投資企業が買収すると報じられたが、中国の悲哀を体現する問題だと指摘している。写真は日本・伊豆の温泉旅館。
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2010年10月14日、米ボストン大学の薛涌(シュエ・ヨン)教授はブログに記事「中国人富豪が日本の温泉観光地を購入する悲劇」を掲載した。以下はその抄訳。
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先日、米紙ニューヨークタイムズは中国投資企業が鳥取県・三朝温泉の土地を購入、豪邸を建てる計画を報じた。三朝温泉ほど辺境の地に行かなくとも、東京から新幹線に少し乗れば、日本にはいくらでも自然が豊かな地がある。中国人富豪はまさに仙境の暮らしを楽しむことができるだろう。一方、中国はといえば、九寨溝や張家界といった「人間界の仙境」が観光地として開発されたが、旅行から帰ってきた人は「どこも人ばかりだった」と肩を落とす。
また、一人当たりGDPが中国の10倍もあるのに、日本の富豪はなぜそういった土地を買わないのだろうか?思うに中国の富は一部に集中しており、格差は主要国で最悪の水準。日本の温泉地を気軽に買える大富豪も少なくない。こうした点から考えれば、三朝温泉のニュースは中国の悲哀を体現したものと言えるだろう。(翻訳・編集/KT)
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