Record China 2010年10月14日(木) 11時25分
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12日、河南省許昌市で開催された男子バスケットボールの中国対ブラジルの親善試合で乱闘騒ぎが起こり、ブラジル代表が試合を放棄した。試合後、ブラジル代表はブラジル大使館に連絡。外交ルートでの解決を求めている。写真は乱闘騒ぎの試合。
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2010年10月12日、河南省許昌市で開催された男子バスケットボールの中国対ブラジルの親善試合で乱闘騒ぎが起こり、ブラジル代表が試合を放棄した。試合後、ブラジル代表はブラジル大使館に連絡。外交ルートでの解決を求めている。網易が伝えた。
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騒ぎの発端は試合開始からわずか30秒。中国の張慶鵬(ジャン・チンポン)選手がブラジルのディフェンスと接触した際、張選手のファウルとカウントされたことに、中国のBob Donewald監督が怒りを爆発させた。監督自身もテクニカルファウルを受けるがさらに怒りを募らせ、周囲の制止を振りきって看板などを叩き壊したため、退場処分となってしまう。
結局、他のスタッフが身代わりとなることで監督は退場を免れるが、両チームは不穏な空気に。そして、孫悦(スン・ユエ)選手がブラジル選手から悪質なファウルを受けたのをきっかけに双方チームを巻き込んだ大乱闘となり、武装警官まで出動する騒ぎに発展した。試合は20分も中断された後、ブラジルチームによる試合放棄で収束した。
ホテルに戻ったブラジル代表は、夕食をケンタッキーのテイクアウトで済ませ、部屋に引きこもった。また在中国ブラジル大使館に電話で連絡、外交ルートを通じての解決を求めている。ブラジル代表の通訳によると、選手1人が腕に軽症を負っただけで他の選手にはほぼ怪我はないという。また、ブラジル代表の怒りはBob Donewald監督に集中している。同監督は試合中、ブラジル代表選手に向かって「ぶっ殺す」と叫んだばかりか、手でのどをかききるジェスチャーをして見せた。(翻訳・編集/KT)
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