2010年10月11日、人民日報（海外版）によると、中国はワインの消費量で世界8位につけた。近年、中国では経済成長にともなってワインの需要が急速に高まっており、世界各国のワイン製造元が新たな市場として注目している。

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10日、中国で毎年2回開催されている食品や飲料、アルコール類などの見本市・全国糖酒商品交易会が山東省済南市で行われており、国際ワイン市場発展ハイフォーラムで中国副食品流通協会が2009〜2010年度の中国におけるワイン市場について報告を行った。

報告によれば、中国の伝統的な蒸留酒「白酒」の生産高は706．9万t、ビールは4236万t、ワインは96万t。ワインの生産高はまだまだ少ないものの、7年連続で生産高は増えており、今後も成長が期待できると指摘されている。

また統計によれば、中国国内の一定規模（年間売上500万元）以上のワイン生産企業は600社、上位10社が市場シェアの61．8％を占め、その多くが山東省、吉林省、河北省の企業だという。（翻訳・編集/岡田）