<尖閣問題>李大統領が日中の仲裁役に、狙いは「韓国の国際イメージ向上」―韓国紙

Record China    2010年10月7日(木) 10時27分

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4日、韓国の李明博大統領が尖閣諸島沖での衝突事件で亀裂が生じた日中関係の仲裁役を買って出るつもりだと韓国メディアが報じた。これにより、韓国の国際イメージを向上させたい考えだという。写真は母港の福建省深滬港に戻った尖閣諸島沖で拿捕された中国漁船。

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2010年10月4日、韓国聯合ニュースはアナリストの話として、韓国の李明博(イ・ミョンバク)大統領が尖閣諸島沖での衝突事件で亀裂が生じた日中関係の仲裁役を買って出るつもりだと報じた。これにより、韓国の国際イメージを向上させたい考えだという。6日付で環球時報が伝えた。

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アジア欧州会議(ASEM)首脳会議を控え、ブリュッセル市内のホテルで菅直人首相と李大統領の会談が行われた際、李大統領が東南アジア諸国連合(ASEAN)プラス3(日中韓)首脳会議の席で日中韓3か国の首脳会議を開催することを提案した。

記事によると、李大統領は菅首相との会談の際、尖閣問題については触れなかった。菅首相も李大統領に日中間の仲裁役を直接要請したわけではないが、大統領は「日中の争いは北東アジアの平和と安定に影響を及ぼす」「両国が平和的な解決のために努力していることに安堵している」などと述べた上で、3か国首脳会議の開催を提案したという。

また、記事によると、韓国のアナリストは大統領のこれらの言動から、3か国首脳会議が実現した場合、大統領は日中間の仲裁役を買って出るつもりで、これにより韓国の国際イメージを向上させる狙いだと分析している。(翻訳・編集/NN)

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