Record China 2010年10月6日(水) 11時19分
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4日、長江源流域で最大の氷河である崗加曲巴氷河が過去40年間で4000mも後退していることが、四川省の環境保護団体の調べでわかった。地球温暖化が原因と見られている。写真は崗加曲巴氷河。
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2010年10月4日、新華網によれば、長江源流域で最大の氷河である崗加曲巴氷河が過去40年間で4000mも後退していることが、四川省の環境保護団体の調べでわかった。地球温暖化が原因と見られている。
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環境保護団体・グリーンリバーの楊欣(ヤン・シン)代表によれば、この団体は2005年から中国科学院寒区旱区研究所の専門家と協力して長江源流の氷河などについて調査や資料の収集を続けてきたという。過去の航空・衛星写真などを比較分析した結果、1969年から2007年の間に崗加曲巴氷河がもっとも後退したところの距離は4000mを超えたことがわかった。後退距離がもっとも少ないところでも1600mを超えており、平均後退距離は2800mにも達するという。
崗加曲巴氷河以外にも、雲南省の玉龍雪山で最大の氷河・白水1号の氷舌が1982年と比べて250m後退するなど、各地で氷河が減少していることが確認され、同団体は現地に生活する人や温暖化の影響を受けやすい高地の自然環境を保護する必要性を訴えている。
グリーンリバーは1955年に設立されたNGOで、長江源流の生態環境保護以外に、青海省ココシリ自然保護区のチベットカモシカの保護、青海チベット鉄道事業における環境保護活動などにも深く関わっている団体で、影響力も大きいという。(翻訳・編集/岡田)
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