2010年10月1日、中国本土のいわゆる「3高（高学歴・高収入・高消費）」の女性たちを対象にした香港へのお買い物ツアーが開催された。2日付で香港大公報（電子版）が伝えた。

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新鴻基不動産グループ傘下の複合商況施設・世界貿易センターでは1日、国慶節(建国記念日)にちなんで中国本土の3高女性を対象にした「1日買い物ツアー」を開催。このツアーの参加者は40人と決して多くない人数だが、1人あたりの購入金額は平均7500元（約9万3000円）にのぼり、わずか数時間の短い買い物時間にもかかわらずツアー全体で約30万元（約376万円）のお買い上げとなった。最も多くの買い物をしたのは、購入総額3万5000元（約40万円）の公務員女性。ブランド品のバッグや洋服、化粧品、日用品などを購入したという。

このツアーはクレジットカード会社や女性雑誌の協賛で企画されたもので、ツアー費用は60元（約750円）から100元（約1200円）と超激安価格。ツアー同行者でラグジュアリー雑誌「奢活雑誌」の編集長・高雅楠（ガオ・ヤーナン）さん（広東省広州在住）は、毎週香港で買い物を楽しんでいるという。「ブランド品などは本土価格の半額で買えるし、香港のデザイナーブランドの商品などは香港でしか買えないから」というのがその理由。また「人民元上昇で香港での買い物がさらにお得になった」と話す参加客もいた。（翻訳・編集/本郷）