<2006年年末企画> いつか行きたい中国の世界遺産(2)平遥古城

Record China    2006年12月23日(土) 0時5分

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2000年以上前の古い城壁が残された平遥古城は、中国国内で最も完全に保存されている古城として、世界文化遺産のひとつに指定されている。

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平遥(へいよう)古城は、山西(さんせい)省太原(たいげん)市の南90kmの場所にあり、もともと無名の小さな町だったが、中国国内で最も完全に保存されている古城として、世界文化遺産の一つに指定されている。

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古城の創建は西周時代にさかのぼり、すでに2000年余りの歴史を刻んでいる。内部には保存状態の良い古い城壁をはじめ、五代(907〜960年)の頃に建てられた木造建築、鎮国寺、金代の建築文廟大成殿などが残っている。

これらの古跡以外にも、平遥城のもう一つの特徴的な建築である四合院の民家が、城内に3797か所現存しており、そのうちのほとんどに今もなお人が居住している。このような門の大きな大邸宅から、平遥のきらびやかな歴史を垣間見ることができる。清代には、実業家が多く住んでいたことから、「小北京」と称されたこともある。

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