<尖閣問題>「認めれば中華民族の末代までの大罪人」、船長が当時の心境を告白―香港メディア

Record China    2010年9月28日(火) 11時30分

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27日、香港メディアは、沖縄の尖閣諸島沖で海上保安庁の巡視船に衝突し、逮捕された中国人船長について「日本での不法勾留期間も立派な態度を貫いた」と報じた。写真は27日、地元の福建省の村に帰郷し、熱烈歓迎を受けるジャン船長。

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2010年9月27日、香港の中国評論通信社は、沖縄の尖閣諸島沖で海上保安庁の巡視船に衝突し、逮捕された中国人船長について「日本での不法勾留期間も立派な態度を貫いた」と報じた。新華網が伝えた。

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記事は複数の海外メディアの報道として、●其雄(ジャン・チーシオン、●は「擔」のつくり)船長が日本で不法勾留されながらも人並み外れた立派な態度を貫いた、と絶賛した。記事によれば、ジャン船長は取り調べに対し、「釣魚島(尖閣諸島の中国名)は中国領」だとして一貫して「無罪」を主張。自らが同海域で漁業活動を行っていたことの正当性を強調し続けた。

日本側からの「故意に衝突した」とする非難にも屈しなかった。何度も「罪を認めなければ最高で懲役3年、罰金50万円」だと警告されたが、ジャン船長は「ここで罪を認めれば、中華民族の末代までの大罪人になる」と頑なにこれを拒絶。こうして勾留期間の10日間が過ぎたため、日本側は仕方なく勾留期間をさらに10日間延長せざるを得なかった。

記事は、日本の法律では容疑者の勾留期間は最長20日間で、その後、無罪釈放か起訴されるかが決まると紹介。その上で、ジャン船長が勾留期間満了前に釈放されたことは「無罪放免」に値し、日本側が「釣魚島は中国領」だとするジャン船長の言い分と「領海侵犯」ではないことを完全に認めたことになる、と強調した。(翻訳・編集/NN)

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