2010年9月21日、南方都市報によると、中国の人気歌手フェイ・ウォン（王菲）の夫で俳優のリー・ヤーポン（李亞鵬）がこのほど、ボルドーで撮影中の映画「将愛情進行到底」（愛は徹底的に）のロケの合間にインタビューを受け、妻フェイとの結婚について語った。

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撮影中の映画は1990年代にテレビドラマとしても人気を博し、ヤーポンが主演を務めたが、それから12年後の現在、愛情に対する考え方がどう変わったか聞かれると、「若い頃は愛情がすべてだったけれど、成長とともに他にも大事なものごとが増えていく」とし、結婚と愛情については「愛情は2人の間のことだったり、どちらか一方のことですらある。でも結婚はもっと複雑だ。家庭やお互いの家族、子どものことも絡んでくる」と話した。

中国語圏の大スターであるフェイとの結婚については「夫として彼女を支える立場にあることも学んだし、夫としても俳優としても、いろいろな現実を受け止めることができるようになった」と語ったが、そうなるまでには様々な葛藤もあったという。「自分は1人の男としては古風な方」だとし、女性を幸せにしなければという責任を強く感じ、今は家庭を優先するようになったと語った。日常の中で些細な夫婦ゲンカが絶えないことも素直に明かし、「それがごく普通の夫婦なんだよ」と話した。また、娘については「かわいくて仕方ない」と目を細めた。

フェイ・ウォンの歌手活動再開については「心からサポートしたい」としたが、「妻には生活や歌うことを純粋に楽しんでもらいたい。自分自身以外の何かのために歌うようなことにはなって欲しくない」と話した。（翻訳・編集/岡田）