2010年9月18日、吉林省吉林市警察は、8人を殺害した殺人犯を逮捕したことを発表した。中国新聞社が伝えた。

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今年7〜8月にかけ、女性4人が相次いで失踪したとの情報が寄せられた。失踪したのはいずれも仕事を探していた女性で、ほとんどは農村出身で離婚していた。捜査を開始した警察は失踪女性の一人、劉さんの娘の証言を入手した。劉さんは姿を消す直前に足が不自由な男性に家政婦として雇われたと話していたという。

捜査の結果、有力な容疑者が浮上した。張舒紅（ジャン・シューホン、51歳）。小児麻痺のため足が不自由で、普段は杖をつき電動車椅子で外出している。他の特徴も全て劉さんの娘の証言と一致する。

8月19日、警察は張を逮捕。家宅捜索したところ、血痕や事件に用いた包丁、斧、縄、そしてネックレスなどの遺留品も見つかった。2日間にわたる取り調べの末、ついに張は犯罪を自供。昨年5月以来、女性7人男性1人を殺害したと供述した。被害者の持ち物など3万元（約38万3000円）を奪ったという。遺体は粉々に粉砕し、隠したと話している。（翻訳・編集/KT）