2010年9月16日、純愛映画ブームに沸く中国で、大手ポータルサイト・新華網がチャン・ツィイーら人気女優の初恋エピソードを伝えている。

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中国では、1970年代の農村を舞台に悲しい恋を描いたチャン・イーモウ（張芸謀）監督最新作「サンザシの恋」（山［木査］樹之恋）効果で空前の“純愛ブーム”に。新華網では、チャン・ツィイーやジョウ・シュン（周迅）、ケリー・チャン（陳慧琳）らの初恋エピソードを伝えている。

チャン・ツィイーの場合、初恋は映画の専門大学・中央戯劇学院に在学中で、お相手は同じクラスの男子生徒。ツィイーによると、自分から告白したのは「人生最初で唯一」とだったが、結局はフラれてしまったという。しかし、このエピソードには裏がある。この男子学生、現在は俳優として活躍中の牛青峰（ニウ・チンフォン）だが、彼は当時から学年トップのイケメンとして女子生徒の憧れの的だった。少々いい気になっている彼をこらしめるため、同じくキャンパスのトップ美女だったツィイーが罠をしかけたものだという。

ジョウ・シュンの場合、初恋は芸能界デビューが決まった17歳のころ。北京で知り合った歌手と恋に落ち、彼を追いかけて故郷の浙江省から北京へやって来たという。2人は一緒に住むマンションを契約し、結婚の約束をしていたが、女優として人気が出てきたジョウ・シュンの仕事が原因で交際5年目に破局を迎えている。

一昨年の10月、「初恋の人」と結婚したと報道されたケリー・チャンだが、実は本当のお相手は高校の同級生。日本で高校生活を送ったケリーは、日本人の男子生徒に恋をして数か月付き合っていたが、アメリカの大学への進学が決まり、また相手の家庭事情もあって結局は実らぬ恋に終わっている。日本での学生時代について、自ら「モテた」と話すケリーだが、自分から好きになったのは初恋の彼ただ1人だという。（翻訳・編集/Mathilda）