女性の平均寿命が84.1歳に、教育水準も向上―上海市

Record China    2010年9月20日(月) 14時49分

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15日、上海在住の女性の平均推定寿命が84.1歳となり、先進国と同水準に達した。教育水準も大幅に向上している。写真は上海万博を観覧に訪れた地元高齢者介護施設の入居者たち。

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2010年9月15日、中国新聞社によると、上海市在住の女性の平均推定寿命が84.1歳となり、先進国と同水準に達した。

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1951年には上海市の女性の平均推定寿命はわずか45.56歳だったが、1962年には70歳を超えた。さらに、1999年には80歳を超え、2007年には83歳となった。2007年当時の米国人女性の平均推定寿命は81歳。英国は82歳、シンガポールは83歳、フランスは84歳、日本が86歳。2009年には上海市の女性の平均推定寿命は84.1歳となり、名実ともに先進国並みとなった。

統計によれば、2009年上海市在住の100歳以上の女性は719人で、100歳を超える老人全体に占める割合は79.6%。寿命が伸びたことには、婦人病の罹患率が下がったことと治療率が大幅に向上したこと、妊産婦や乳児の死亡率が大幅に減少したことが大きく影響しているという。

また、上海市では女性の教育水準も大幅に上がっており、就学前教育と義務教育については男女差はまったく見られず、1990年代後半からは小・中学校の就学率は99.99%。高校以降の進学率も高く、在学中の学生に女性が占める割合は1949年には21.5%でしかなかったが、2007年には52.1%となり、男子を上回った。修士課程では46.4%、博士課程でも34.6%と高い割合にある。(翻訳・編集/岡田)

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