土石流、洪水、干ばつ、猛暑……今年の異常気象は21世紀最悪レベル―中国

Record China    2010年9月10日(金) 19時32分

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9日、人民日報は記事「中国国家気象局発表=21世紀に入って以来最も深刻な気象災害が中国を襲った」を掲載した。1435人の死者が出た土石流をはじめ、深刻な災害が相次いだ。写真は今年7月、安徽省の豪雨。

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2010年9月9日、人民日報は記事「中国国家気象局発表=21世紀に入って以来最も深刻な気象災害が中国を襲った」を掲載した。

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中国気象局国家気候センターは先日、今年の異常気象に関する分析を発表した。降水量及び豪雨の多さ、気温の高さ、猛暑日の多さ、相次ぐ干ばつと洪水、異常気象の頻発、大雨による地質災害の多発など、21世紀で最も深刻な気象災害に見舞われた年だと結論づけている。

死者1435人、行方不明330人を記録した舟曲土石流の大惨事を筆頭に、各地で土石流や洪水などの災害があった。また、西南地区では昨秋から今春にかけて観測記録を更新する大干ばつが続いた。6月1日から8月31日までの全国の平均猛暑日数は9.7日。例年を3.5日も上回り、1961年以来最多となった。東北、華北、西北、江南では最高気温記録が更新されている。(翻訳・編集/KT)

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