北朝鮮の経済改革はどこへ向かうのか=金総書記訪中日程から読み解く―中国紙

Record China    2010年9月7日(火) 13時12分

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2010年9月、国際先駆導報は、北朝鮮の金正日総書記の訪中に関する記事を掲載。その日程から金総書記の狙いを分析している。経済先進地域である中国沿海部ではなく、東北部の視察を行ったことがポイントだという。写真は毓文中学。

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2010年9月、国際先駆導報は、北朝鮮の金正日総書記の訪中に関する記事を掲載。その日程から金総書記の狙いを分析している。以下はその抄訳。

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8月26日未明、金総書記は吉林省に到着。故・金日成氏が通っていた毓文中学を視察した。翌27日には長春市で胡錦濤(フー・ジンタオ)国家主席と会談。29日には黒竜江省ハルビン市でハルビン工業大学、ハルビン航空機工業集団、国際農業機械博覧会を相次いで視察した。そして30日には牡丹江市で東北抗日連軍戦績記念塔を視察したという。

これまでの訪中では、広州市、深セン市、上海市など沿海地区を視察してきた金総書記だが、今年の2回の訪中では東北三省を中心に視察している。金総書記自身が「中国東北部と北朝鮮は隣接しており、地形や工業構造もよく似ている。それだけに東北部との交流を強化し、その経験を学びたい」と発言している。ある北朝鮮問題の専門家は、こうした発言から判断して、北朝鮮の改革は中国沿海部のような急進的なものではなく、北朝鮮独特のものになると分析している。(翻訳・編集/KT)

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