需要急増で輸入乳製品にも汚染商品が増加―中国

Record China    2010年9月3日(金) 11時16分

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1日、国産粉ミルク・乳製品に対する信頼が失われている中国で、輸入乳製品の需要が急増。これに伴い、問題のある輸入乳製品も増加している。写真は鄭州市内のスーパーの粉ミルク売り場。

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2010年9月1日、メラミン混入事件や粉ミルクを飲んだ乳児に性早熟の疑いが持たれている問題などから、国産粉ミルク・乳製品に対する信頼が失われている中国で、輸入乳製品の需要が急増。これに伴い、問題のある輸入乳製品も増加している。揚子晩報が伝えた。

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中国国家質量監督検験検疫総局は8月27日までに輸入食品・化粧品の不合格リストを6回公布している。最新の不合格リストによると、今年6月に輸入された乳製品のうち14ロットに不合格製品が発見された。ニュージーランド、シンガポール米国オーストラリアなどの企業が製造したもので、0.3〜0.5グラムの摂取で中毒死を起こす可能性のある亜硝酸など、極めて有害な物質も含まれていた。

同局によると、今年上半期(1−6月)の不合格の輸入乳製品は前年同期比で123.23トン(15.55%)増加しており、不合格だった輸入食品・化粧品の総重量に占める割合は前年同期比約6倍の11.2%にまで急増している。(翻訳・編集/HA)

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