浅草寺のトイレで大量の使用済み紙がごみ箱に、中国人観光客に注意呼びかけ―SP華字紙

Record China    2010年8月21日(土) 12時31分

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20日、東京・浅草の浅草寺で中国人観光客が使用済みのトイレットペーパーを便器に流さずごみ箱に捨てる行為に、寺の関係者が困り果てるという「文化摩擦」が起きているとシンガポールメディアが報じた。写真は浅草寺。

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2010年8月20日、シンガポール華字紙・聯合早報(電子版)は日本メディアの報道として、東京・浅草の浅草寺で中国人観光客が使用済みのトイレットペーパーを便器に流さずごみ箱に捨てる行為に、寺の関係者が困り果てるという「文化摩擦」が起きていると報じた。

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記事によれば、中国人観光客の数が増えるにつれ、日本の観光地のトイレに異変が起きている。中でも人気の高い東京の浅草寺では、公衆トイレのごみ箱が使用済みトイレットペーパーで溢れかえるという事態が発生。寺の関係者によると、こうした現象は昨年ごろから急激に増え始め、特に中国人の団体客が訪れた後に多いことが分かった。

そのため、寺側は事態を改善しようと当初、中国本土では使われていない旧字体の中国語で貼り紙をしたが効果がなく、現在は中国本土で使われている簡体字の貼り紙を貼っている。

同じく中国人観光客に人気の東京・秋葉原でも全く同じ現象が起きている。そのため、一部の大型電器店では中国語で書いたトイレの使用方法を貼り出したり、ごみ箱からごみを回収する回数を増やしたりするなどの対策を講じているという。

中国ではトイレットペーパーの質が悪いなどの理由から、便器に流すと詰まってしまう。そのため、使用済みトイレットペーパーを備え付けのごみ箱に捨てるのが当たり前という習慣になっている。(翻訳・編集/NN)

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