<中華経済>世界の新エネ車市場、EVは中国、HVは米国に二分―中国メディア

Record China    2010年8月22日(日) 4時47分

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20日までに、中国政府は、新エネルギー車産業に2020年までに147億ドルを投じると発表した。

2010年8月20日までに、中国政府は、新エネルギー車産業に2020年までに147億ドルを投じると発表した。同年までに電気自動車(EV)の国内保有台数を500万台に引き上げる目標を掲げ、投入額の大部分をEV分野に投入する計画だ。政府の後押しを受けて中国は世界最大のEV消費市場へと成長する見通しだが、ハイブリッド車(HV)分野では米国にその地位を譲ることになりそうだ。中国の各メディアが伝えた。

調査会社の調べでは、2010年から2015年までのEVの販売台数は、中国が100万台、米国が84万台と予想されるが、同期間のHVは中国が85万台、米国が230万台となり、米国が不動の地位を確保するとみられる。また、世界のEV市場がHV市場を超えることはないとみられる。

中国の新エネ車分野への入れ込みは米政府を上回るものがあり、政府による市場けん引力が強い。大規模なエコカー購入支援策を決めたほか、EVの普及を通じてエネルギー依存度を引き下げる方針を掲げている。中国が2008年に消費した石油の52%は輸入に依存していた。EVの普及を通じてエネルギー依存度の低下を実現する狙いとみられる。(翻訳・編集/東亜通信)

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