「学校を放火するなんて言っていません」米国強制退去の中国人留学生、身の潔白を訴え―中国紙

Record China    2010年8月12日(木) 12時47分

拡大

11日、テロ関与容疑で米国から追放処分を受けた中国人留学生のチャイ田田氏は記者会見を開き、身の潔白を訴えた。恐怖威嚇罪の容疑がかけられたが、完全なぬれぎぬだという。

(1 / 8 枚)

2010年8月11日、恐怖威嚇罪容疑で米国から追放処分を受けた中国人留学生の●田田(チャイ・ティエンティエン、●は擢の右側)氏は記者会見を開き、身の潔白を訴えた。12日、京華時報が伝えた。

その他の写真

「学校を放火してやるなど問題発言をしたことはありません」とチャイ氏は身の潔白を訴えた。チャイ氏によると、発端は今年3月。白人の博士3人と一緒に実験していた時にさかのぼる。その時、副学長補佐の怒りを買ってしまったのだという。また、その後、チャイ氏が現地メディアの取材を受け、大学での人種差別問題について発言したことが両者の溝を深めた。

4月14日、その副学長補佐はチャイ氏に停学を通知。しかしその正式な理由については教えなかった。チャイ氏は取り消しを求めたが応じられず、訴訟することを決意。またメディアに対して、自らが受けた不公正な待遇を訴えた。

4月16日、米移民局職員を連れた大学ガードマンによりチャイ氏は捕まり、留置された。チャイ氏と仲がよかったガードマンは「怒らせてはいけない人を怒らせてしまったんだ」と教えてくれたという。チャイ氏は思いもよらなかったが、着せられた罪名は「恐怖威嚇罪」だった。8月10日、チャイ氏は強制帰国となり飛行機に乗せられた。飛行機に乗るまで手錠をかけられ、周囲の乗客にじろじろ見られるなど屈辱を受けたという。

今後について、チャイ氏の父親は絶対にこのままではすまさない、息子のプライドを守りたいと断言した。頭を垂れ言葉も少なかったチャイ氏だが、「お金はどうでもいいです。でも謝罪はして欲しい」と断言した。(翻訳・編集/KT)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携