<中印>中国兵、「精力増強」の漢方欲しさに不法越境相次ぐ―インド紙

Record China    2010年8月11日(水) 3時47分

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9日、中印の国境紛争地帯であるアルナーチャル・プラデーシュ州に中国兵がたびたび入り込み、漢方薬の材料「冬虫夏草」をこっそり採取しているとインド紙が報じた。写真は冬虫夏草。

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2010年8月9日、インドの英字紙ザ・タイムズ・オブ・インディアは、中印の国境紛争地帯であるアルナーチャル・プラデーシュ州に中国兵がたびたび入り込み、漢方薬の材料「冬虫夏草」をこっそり採取していると報じた。環球網が伝えた。

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冬虫夏草は漢方で使われるキノコの一種。朝鮮人参や鹿茸(ロクジョウ)と並ぶ漢方の三大薬材のひとつとして珍重されている。近年は乱獲で数が減り、価格が高騰。無断越境を繰り返す中国兵らも高値で売りさばくことが目的と見られる。冬虫夏草は精力増強効果があることから、中国兵の間では「ラブ・フラワー(愛の花)」と呼ばれているという。

アルナーチャル・プラデーシュ州のTako Dabi内政部長は、「一部の中国兵がたびたび入り込んでくる。見つかると『野生のキノコを採りに来た』と弁明する」と話している。これら中国兵は深刻な脅威にはならないが、中国が現在、国境に沿って建物を建設中であることの方が心配だとしている。

インド北東部に位置するアルナーチャル・プラデーシュ州は中印両国が領有権を主張しているが、現在はインドが実効支配している。(翻訳・編集/NN)

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