炭鉱で連日の悲劇=2回のガス突出事故で計24人が死亡―中国

Record China    2010年8月4日(水) 11時37分

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2010年8月2日午後11時、河南省登封市の三元東炭鉱でガス突出事故が発生した。9人が死亡、7人がなお行方不明となっている。さらに翌日には貴州省の炭鉱で事故が起き、15人が死亡した。写真は3日、仁懐市炭鉱事故現場の救出作業チーム。

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2010年8月2日午後11時、河南省登封市の三元東炭鉱でガス突出事故が発生した。9人が死亡、7人がなお行方不明となっている。4日、大河報が伝えた。

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事故当時、坑内には労働者127人が働いていた。うち111人は脱出に成功したが、9人が死亡、7人がなお行方不明となっている。三元東炭鉱は年間生産能力30万トン。安全証明など各種証明書はそろっていたという。

事故後、史済春(シー・ジーチュン)河南省副省長、連維良(リエン・ウェイリャン)鄭州市市長らが現場に到着、救出作業の陣頭指揮をとった。事故原因が明らかになった後、関係する責任者を処罰するという。また8月3日、省政府は三元東炭鉱を運営する鄭煤集団の宋建成(ソン・ジエンチェン)総エンジニアを停職とし、三元東炭鉱の楊明軍(ヤン・ミンジュン)炭坑長を罷免した。

また4日付成都商報によると、貴州省仁懐市の炭鉱でも3日午後、ガス突出事故が発生し15人が死亡した。事故当時、59人が坑内で働いていたが、43人が脱出に成功した。16人が取り残され、うち15人の死亡が確認された。なお1人が行方不明。

(翻訳・編集/KT)

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