ヒマラヤを水源とする諸国が「水争い」の恐れ=話し合い解決を目指せ―インド紙

Record China    2010年7月30日(金) 21時52分

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26日、インドと中国の「水争い」について、話し合いで決着をつけるべきだとインド紙が論じた。写真はヒマラヤ山脈。

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2010年7月26日、インド紙ザ・タイムズ・オブ・インディアは、インドと中国の「水争い」について、話し合いで決着をつけるべきだと論じた。環球網が伝えた。以下はその概略。

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世界で今、最も価値のある資源は原油ではなく「水」である。人口増加や都市化、気候温暖化により、地球上の水資源は急速に減少。もはやこの問題に関心を示さない国はない。特に世界最大の人口を有する2つの国、インドと中国にとっては深刻な問題だ。ムンバイの研究機関Strategic Foresight Group(SFG)によると、ヒマラヤ山脈の氷河減少は著しく、このままではここを水源とする大河を持つ中国、インド、ネパール、バングラデシュの農業や水力発電、食糧の供給に壊滅的な打撃を与えかねない。そのため、各国は水の確保に躍起になっており、水をめぐる争いが勃発しかねない状態だ。

インドはネパールとバングラデシュとは水資源に関する協定を結んでいるが、中国とだけは結んでいない。SFGは新たに「ヒマラヤ河川委員会」を設置し、各国の水争いを話し合いで解決していくべきだとしている。(翻訳・編集/NN)

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