Record China 2010年7月28日(水) 16時40分
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26日、中国商務部の高副部長は記者会見で、2010年上半期にASEANの中国との貿易額が1365億ドルに達し、中国にとって第4の貿易パートナーとなっていることを明かした。写真はトンキン湾。
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2010年7月26日、中国商務部の高虎城(ガオ・フーチョン)副部長は記者会見で、2010年上半期における中国と東南アジア諸国連合(ASEAN)間の貿易額が1365億ドル(前年同期比55%増)に達し、中国にとって第4の貿易パートナーとなっていることを明かした。中国からASEANへの輸出額が646億ドル(同45%増)、ASEANから中国への輸出額が719億ドル(同64%増)。中国経済網が伝えた。
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高副部長は、ASEANとの貿易が急速に成長した要因として次の3つを挙げた。1つは基準となる前年の貿易額が比較的低い水準にあったこと、もう1つは中国とASEANの金融危機への対応が適切で効果を上げたこと、もう1つは、今年1月から中国・ASEAN自由貿易区が完成し、相互間で90%以上だった関税が撤廃されて貿易が促進されたこと。
また高副部長は今後、中国・ASEAN間で自由貿易区の規模拡大や市場開発などで経済的な協力関係を強めていくほか、相互の投資を拡大させ、インフラなどの分野で協力も深めていくことや、トンキン湾、大メコン圏(GMS)地域などで協力関係も深めていく考えも明らかにした。
09年は金融危機の影響で、ASEAN諸国の多くで対米・対日輸出が大幅に減少したものの、対中輸出は前年同期比1.4%減と08年水準をほぼ維持し、両地域の経済関係は大幅に深まっている。(翻訳・編集/岡田)
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