米国に勝利した!?米韓軍事演習変更に中国ネットユーザーが歓喜―SP華字紙

Record China    2010年7月24日(土) 19時28分

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23日、シンガポール華字紙・聯合早報は記事「黄海での軍事演習に米空母は不参加、歓喜の中国ネットユーザー」を掲載した。写真はソウル市市庁前の広場に設けられた哨戒艦沈没事故犠牲者の追悼の場。

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2010年7月23日、シンガポール華字紙・聯合早報は「黄海での軍事演習に米空母は不参加、歓喜の中国ネットユーザー」と題した記事を掲載した。以下はその抄訳。

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哨戒艦沈没事故を受け、米韓は黄海での軍事演習を計画。米原子力空母ジョージ・ワシントンも参加する予定だった。しかし「中国の裏庭」である黄海に米空母が進入することに中国ネットユーザーは大反発。中国政府も抗議した。演習日程の延長が続いた末、米韓合同軍事演習はまず日本海で実施し、その後に黄海で行うことが決定。ジョージ・ワシントンは日本海での演習にのみ参加することとなった。

中国の抗議が米空母を退けた。中国人ネットユーザーの多くはこの知らせに歓喜し、米国に対する強硬発言がネットにはあふれた。しかし一方で、専門家には慎重な意見も少なくない。国防大学の李大光(リー・ダーグアン)教授は、米空母は昨年10月にも黄海に出没しており、また今後も進入する可能性はあると指摘した。今回の軍事演習は北朝鮮に対する威嚇であり、中国を挑発するものではないとして、過度な反発は不必要だと戒めた。むしろ過激すぎる反応は北朝鮮の願い通りではないかと分析した。

李教授の分析にネットユーザーの多くは否定的だ。あるネットユーザーは「投降主義」と過激な表現で批判。別のネットユーザーは哨戒艦沈没事故は米韓による自作自演であり、中国は朝鮮戦争と同様、北朝鮮を支援して米国と戦うべきとの書き込みを残した。(翻訳・編集/KT)

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