Record China 2010年7月22日(木) 18時46分
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22日、中国メディアは、米韓の合同軍事演習は朝鮮半島の矛盾を激化させることになると報じた。写真はソウル市市庁前の広場に設けられた哨戒艦沈没事故犠牲者の追悼の場。
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2010年7月22日、中国の華僑向け通信社、中国新聞社は、香港や台湾の複数メディアの報道を引用し、米韓の合同軍事演習は朝鮮半島の矛盾を激化させることになると報じた。
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米空母「ジョージ・ワシントン」が21日に韓国に到着し、25日からの日本海における米韓合同軍事演習の準備が着々と整い始めている。演習は黄海でも実施するとしているが、22日付香港紙・文匯報によると、中国側の強い反対により、「ジョージ・ワシントン」の参加は見送られた。同紙は「米韓の接近で北東アジア情勢は複雑になった」と題した論説で、米韓が初の外務・国防閣僚会議(2プラス2)を行い、同盟強化を進めていることに対し、北東アジアの勢力バランスに微妙な変化が生じる可能性があると指摘している。米韓が合同軍事演習に固執するのであれば、朝鮮半島の矛盾が激化する恐れがあるという。
同紙によれば、黄海における米韓の大規模演習は中国側にしてみれば「重大な威嚇行為」。そのため、対応を誤れば米中関係に暗雲が立ち込める恐れもある。黄海での演習に「ジョージ・ワシントン」が参加しないことが事実であれば、中国側の怒りを少しは鎮めることができるかも知れない。だが、中国側の不快感を分かっていながら実施に踏み切ることは、北東アジアの平和に想像もつかないほどの負の作用を与えることになる、と記事は指摘した。(翻訳・編集/NN)
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