一人暮らしの高齢者、寂しさから新たな伴侶を求めるケースが増加―中国

Record China    2010年7月18日(日) 7時35分

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16日、子どもが自立し、配偶者に先立たれた高齢者の間で、孤独な生活に耐えきれず新たな伴侶を求めるケースが中国で増えている。写真は湖南省長沙市の高齢者。

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2010年7月16日、中国新聞社によると、中国では高齢化が進んでおり、一人暮らしの孤独な老人世帯も増えている。そうした中、子どもが自立し、配偶者に先立たれた高齢者が新たな伴侶を求めるケースが増えているという。

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河南省鄭州市のある結婚相談所には良い縁を求めて多くの人が集まっているが、先日訪れたのは御年88歳の男性。男性が相手に求めることは「電話で話せれば良い」という至ってシンプルなものだった。同相談所では60歳以上の高齢者が全体の3分の1を占めており、特に70歳前後の老人が多い。

75歳の王さんは3LDKのマンションで悠々自適の生活を送っているが、子どもはすでに家を離れ、妻にも先立たれ、「蚊がいても、自分以外に部屋に唯一存在するものだと思うと、つぶす気になれない」と話すほど寂しさを感じており、このほど結婚紹介所を訪れた。こうした高齢者の多くは経済的に余裕があり、学歴が高いことなどが共通しているという。(翻訳・編集/岡田)

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