WTO決定受け入れ=来年からエンターテイメント市場の開放促進―中国

Record China    2010年7月16日(金) 15時34分

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15日、中国は世界貿易機関(WTO)の決定を受け入れ、米国エンターテイメント製品に対する市場開放を進めることに同意した。来年3月19日までに実施される。写真はジャッキー・チェンが出演した映画「ベストキッド」の出演者あいさつ。

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2010年7月15日、中国は世界貿易機関(WTO)の決定を受け入れ、米国エンターテイメント製品に対する市場開放を進めることに同意した。来年3月19日までに実施される。16日、北京晨報が伝えた。

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中国が書籍、音楽、映画、その他エンターテイメント製品に輸入障壁を設けているとして、米国はWTOに訴えていた。WTOは国有映画配給企業2社の輸入権と政府による外国映画の許認可権、また年20作という外国映画輸入本数の制限を保持することを認めた。一方で米国を始めとする外国企業が中国に映画、音楽、ゲーム、書籍を輸入すること、また米中合資企業がネット上で音楽を販売することを認めるよう決議した。

中国映画市場では、2003年から中国映画の売り上げが海外映画を上回っている。それだけにある市場関係者は映画よりも音楽製品の影響が大きいとの見方を示した。一方、音楽会社・太合麦田トップの宋柯(ソン・クー)氏は中国音楽産業に大きな影響はないとコメント。ただし市場開放により外国人歌手のコンサートなどイベント産業が活発化すると指摘した。コンサートの数が増えれば、コストも下がり良好な市場競争につながると期待感を表明した。(翻訳・編集/KT)

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