Record China 2010年7月15日(木) 14時38分
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12日、産金大手の紫金鉱業集団は、福建省上杭県の自社銅山で起きた銅含有酸性廃液の流出事故について、損失が計4億元になるとの見方を発表した。写真は事故現場。
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2010年7月12日、産金大手の紫金鉱業集団は、福建省上杭県の自社銅山で起きた銅含有酸性廃液の流出事故について、損失が計4億元(約52億円)になるとの見方を発表した。被害住民への賠償や、事故を起こした銅鉱の無期限の稼働停止による経済的損失なども含まれる。中国の各メディアが伝えた。
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流出事故は今月3日午後、中国南部の豪雨の影響で汚水池の水位が急上昇し、銅含有酸性廃液約9100立方メートルが地下配水管を通って流出し、付近を流れる汀江河)に流れ込んだ。
汀江河の流域では養殖魚が大量死するなど深刻な被害が出ている。同社によると、地元政府が中毒死した養殖魚を0.5キログラム当たり6元(稚魚は1キロ12元)で買い取り、費用は最終的に同社に請求する。魚の賠償金は計2270万元になると見られる。
また、同社は、事故を起した紫金山金銅鉱は無期限で生産活動を停止することを決めた。銅鉱石年産量が約6500トン縮小することで、3億6900万元の減収要因になるという。なお、事故発生から発表まで9日間も掛かったことについて、同社は「投資家のパニックを起こさないため、事件の原因が判明後、公表したかった」と説明している。(翻訳・編集/東亜通信)
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