2010年7月13日、中国老齢工作委員会は「2009年度老齢事業発展統計公報」を発表した。09年、中国の60歳以上の高齢者人口は1億6714万人となり、総人口の12．5％を占めた。前年同期比で高齢者人口は725万人純増、0．5％増加した。平均寿命は73歳を超え、80歳以上の人口は1899万人に達した。中国新聞社が伝えた。

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「公報」によると、09年の都市戸籍所有者向けの基本養老保険（年金）加入者は2億3500万人となり、08年末に比べ1607万人、7．3％増加した。「従業員基本養老保険」の保険料総収入は1兆1477億元（約15兆円）に、支出は8989億元（約11兆7000万円）に達し、それぞれ前年同期と比べ17．8％、21．6％の増加。また、政府の基本保険への補助は1326億元（約1兆7000億円）で、69．7％増加した。

医療保障について、政府は都市戸籍所有者に対して47．5億元（約617億円）を支出しており、前年同期比50．1％増となった。全国の都市住民の保険加入者は4億人に達し、うち6000万人以上が医療保険に加入する退職者や高齢者だった。（翻訳・編集/小坂）