2010年7月8日、映画「魔術外伝」のクランクアップ発表会が北京市で行われ、主演のチャン・ツィイー(章子怡)、アーロン・クォック（郭富城）が出席した。新浪網が伝えた。

【その他の写真】

「魔術外伝」は、ヒットメーカーのクー・チャンウェイ(顧長衛)監督の最新作で、主演のツィイーとアーロンが農村の男女役で出演。ツィイーはアーロンの従弟の妻という設定で、お互いにHIV感染者となり、同じ悩みを抱える仲間として愛が生まれるというストーリーになっている。

香港出身で都会育ちのアーロンにとって、農村生活は初めての体験。スタイリッシュな役やラブロマンスの主人公を多く演じてきただけに、今回の役柄については「今まで見たことない僕を披露できると思う」と、自信を見せていた。ツィイーとアーロンによる濃厚なラブシーンも話題の同作だが、撮影中の印象についてクー監督は、「2人があまりに役に入りきっているので、“カット”を叫ぶのがためらわれた」と話していた。（翻訳・編集/Mathilda）