<中華経済>輸出の伸び、第3四半期は17P減=アリババCEOが予測

Record China    2010年7月9日(金) 7時1分

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6日、阿里巴巴網絡の衛哲CEOは、中国輸出額の伸びについて、今年第3四半期には22%に低下するとの見方を示した。中国のメディアが伝えた。

2010年7月6日、阿里巴巴網絡の衛哲CEOは、中国輸出額の伸びについて、今年第3四半期には22%に低下するとの見方を示した。中国のメディアが伝えた。

CEOは「今年下半期の対外貿易は状況が厳しく、複雑だ」と述べた。同社は中小企業の代理人を標榜しており、中小企業の利益のためとしてこれまでにも6回、貿易の予測を発表。08年の金融危機後到来とその後の中国貿易の回復を早くから予測した。

広東省仏山市の家具工場の経営者は「政府の発表は正確だが、少し遅い。われわれ珠江デルタ地帯の輸出依存型企業は、海外の需要を見て事前に準備する必要がある。アリババの予測は役に立つ」と話している。

CEOによると、原材料費、労働賃金、人民元レートの上昇が輸出を阻む障害。第3四半期は、対米輸出は大きく伸びないが対EU輸出が大幅に回復。ASEAN向けは緩やかに回復する。また、第3四半期に東欧でEU圏のソブリン債危機の影響が出始めるという。

中国海関総署(税関)の統計によれば、今年5月の輸出入総額は前年同月比48.4%増の2439億9000万米ドル。内訳は輸出が48.5%増の1317億6000万米ドル、輸入が48.3%増の1122億3000万米ドルに上る。1〜5月の累計では貿易額が44%増加した。(翻訳・編集/東亜通信)

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