Record China 2010年7月2日(金) 14時13分
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25日、米誌は「中国のイメージ」と題した記事で、中国人は「迷信的」「拝金主義」「安定志向」だと論じた。写真は08年10月、河北省石家荘市高邑県内の道路真ん中に置かれた退役戦闘機。同県委書記が「風水」を理由に置かせたものだった。
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2010年6月25日、米誌フェデラル・コンピューター・ウィークは「中国のイメージ」と題した記事で、中国人は「迷信的」「拝金主義」「安定志向」だと論じた。30日付で環球時報が伝えた。以下はその内容。
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中国という国は知れば知るほど難解だ。特に理解に苦しむのは風水、食事療法、縁起を担ぐなどの風習。西安の某大学の非常に近代的なビルに大きな穴が開けられていたが、これも風水によるものだった。また、中国メディアによると、ある地方の役人が湖の名前を「縁起が悪い」という理由で変えてしまった。どうやらもとの名前は「失脚」と似た名前だったらしい。また、別の役人は収賄罪で捕まった時、「占いの先生は捕まる確率はほとんどないと言っていたのに」と悔しがったとか。
なぜ人々はこれほどまでに迷信に走るのか。それは、今の中国社会に確固たる価値観が存在しないからだろう。中国には伝統的なマルクス主義思想と拝金文化が共存しているのだ。ある時、大学生たちに「将来はどんな仕事に就きたいか」と聞いてみたところ、ほとんどが「国有企業」だと答えた。その理由は、待遇が良くて安定しているから。筆者は、これが米国を脅かすほどの存在である中国という国の若者なのかと驚いた。だが、国有企業はコネがないと入れないと彼らはぼやいていた。
昨年、台湾に行った時、学生たちはオバマ大統領を「カッコいい」と言っていた。上海でもつい先日、ある高級住宅街に「オバマ娯楽センター」と書かれた看板が掲げられているのを見つけたばかりだ。ブランド好きの中国人。彼らにとっては「オバマ」も立派なブランドなのだろう。(翻訳・編集/NN)
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