Record China 2010年6月30日(水) 15時8分
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27日、中国電力投資集団公司の社長がこのほど、中国の電力業界は今後50年は火力発電が主体となる状況が続くとの見通しを示した。写真は中国の火力発電所。
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2010年6月27日、中国新聞社によると、北京で26〜27日の日程で開催された2010年クリーン工業フォーラムに出席した電力大手・中国電力投資集団公司の陸啓洲(ルー・チージョウ)社長がインタビューに答え、「中国の電力業界は、今後50年は火力発電が主体となる状況が続く」と話した。
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石炭発電のコスト増とCO2の排出規制が高まる中、火力発電はいかにクリーンな方向で技術の向上を図るかが重視されるようになっており、フォーラムでも発電各社がそれぞれ対応の方向性を示した。陸氏は、中国電力投資集団公司が近年、小規模火力発電所の閉鎖を進めていることを明らかにし、2009年末までに699万kw、2010年には198万kw分の小規模火力発電設備を廃止するとした。
しかし現在、中国は電力の80%を火力発電に頼っており、そうした状況を一変させるのは難しいとし、今後、環境対策を進めながら安定した電力の供給ができる態勢を整え、火力発電への依存を60%程度にまで引き下げていくと語った。(翻訳・編集/岡田)
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