Record China 2010年6月26日(土) 14時36分
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23日、日本在住の中国人ブロガーが、日本人と中国人のビジネスに対する考え方を比較した記事を中国のブログサイトに掲載した。写真は19日、北京大学で「企業の発展方式の変化」をテーマに開催された経済フォーラム。
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2010年6月23日、日本在住の中国人ブロガーが、日本人と中国人のビジネスに対する考え方を比較した記事を中国のブログサイト・新浪博客に掲載した。以下はその内容。
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中国人は太っ腹で常に強気な元来の気質と相反して、ビジネスとなるとなぜか途端にセコく気が小さい人種に変身する。多くの中国人はいまだに「安くて高品質」「薄利多売」といった単純で時代遅れなスタイルを保っており、考え方も保守的だ。その典型的な例を以下の4つに分類してみた。
1、目先の利益しか考えない
近年、中国人に最も人気がある商売は、日本の人気商品を適当に仕入れ、それに自分たちの利益を上乗せして中国で売る、というやり方だ。だが、これをやりたがる人たちにはある共通点がある。それは「儲かりそうな商売に次から次へと手を出す」ということ。自分の頭でトレンドや戦略を考えるといったことは一切しない。
2、机上の空論ばかり並べる
中国人は世間があっと驚く商品やサービスを生み出したい、などと一発当てることばかり語りたがるが、そのための地道な努力は苦手。だが、日本人は違う。他人が考え出したアイデアでも差別化を図れば自ずと道は開けるし、相乗効果も生まれると考えるのだ。理想ばかりで一向に動こうとしないのが中国人の悪いクセだと言えよう。
3、高望みで見かけ倒し
中国人が会社を設立して法人登記する際、事業内容の欄にはとにかく考え付く限りの業務を載せる。出来る、出来ないは関係ないのだ。逆に日本人は謙虚に自分たちが自信を持てる業務しか載せない。中国人は万能を装いたがるが、実際はどれも大したレベルではないということがほとんどだ。
4、「自分さえよければ」の精神
日本では複数の中小企業が手を組んで大きなプロジェクトを受注することも多い。信頼と協力、助け合いの精神が生きているのだが、中国は違う。互いに牽制し合い、決して手の内を見せようとはしない。筆者が商談に訪れたある中小企業の社長は、こちらが会社案内のパンフレットを渡しても最後まで先方のものは渡さないという警戒ぶりだった。
筆者はこうした無知で見聞の狭い考え方を内心とても馬鹿にしている。だが、一方で同じ中国人としていつまでもこのままでよいのかと危機感も感じていることは確かだ。(翻訳・編集/NN)
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