2010年6月24日、英フィナンシャル・タイムズの報道によると、世界最大のSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)のFacebookが、日本や中国でのユーザー開拓を積極的に行う方針を発表した。中国紙・環球時報がこれを国内に伝えた。

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Facebookの創設者でCEOのマーク・ザッカーバーグ氏が23日、カンヌ国際広告祭の会場で明かした。現在、全世界で5億のユーザーを抱えるFacebookだが、これまで週当たり3％増を記録していた新規ユーザーの増加率も恒久的に維持できるわけではなく、今後は特定の地区向けに積極的なPR戦略を立てるべきだとの見解だ。

「我々がターゲットとする国は、日本・ロシア・中国・韓国だ。この4か国のSNS市場において、我々はまだ首位の座を獲得していない」とした。日本でFacebookがサービスを開始したのは08年5月。依然としてmixiが最大手として君臨する中、より国際的な人脈作りに適したFacebookがどう参入するか。なお、中国では騰訊QQ、ロシアではV Kontakteなど、それぞれに強力なローカルSNSのライバルが存在する。(翻訳・編集/愛玉)