Record China 2010年6月25日(金) 18時0分
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21日、米紙ウォール・ストリート・ジャーナルは記事「中国は世界における自己イメージを作り替えた」を掲載した。国際問題への対応に成熟したことで、以前とは異なる中国像が生まれたという。資料写真。
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2010年6月21日、米紙ウォール・ストリート・ジャーナルは記事「中国は世界における自己イメージを作り替えた」を掲載した。国際問題への対応に成熟したことで、以前とは異なる中国像が生まれたという。24日、環球網が伝えた。以下はその抄訳。
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中国は人民元のレート流動化を発表、巨額の貿易赤字解消のために人民元問題解決を熱望していた米オバマ政権には救いの手となった。レート流動化は米国の要望に応えたものであると同時に、自国のインフレ問題を考慮してのものでもある。とはいえ、地球温暖化問題、ダライ・ラマ訪米、米国の台湾向け武器売却で衝突していた数か月前と比べれば、大きく健全化している。
また中国の行動は、国際関係の中での中国の働きが一定程度成熟しつつあることを意味している。中国は孤立することも、トラブルメーカーと見られることも希望していないというメッセージを発している。中国は、自らを観察者や批評家ではなく、国際問題のパートナー、参加者として位置づけようとしている。以前、米国戦略国際問題研究センターのチャールズ・フリーマン氏が「中国は世界的な地位の素晴らしさを知るようになったが、同時にその地位のプレッシャーをも理解するようになった」と指摘した通りになっている。(翻訳・編集/KT)
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