<レコチャ広場>日本の新首相名、覚え方は「Yes we Kan」のKanで!?

Record China    2010年6月9日(水) 13時1分

拡大

7日、中国人ブロガーのジャイ・ホア氏は「日本の新首相の名前を覚えられる?Yes,we can」と題した記事を中国のブログサイトに発表した。写真は中国メディアで日本での支持率とともに顔写真が紹介された菅首相。

(1 / 2 枚)

2010年6月7日、中国人ブロガーの[羽/隹]華(ジャイ・ホア)氏は「日本の新首相の名前を覚えられる?Yes, we can」と題した記事を中国のブログサイト・新浪博客に発表した。以下はその概略。

その他の写真

08年9月、当時の福田康夫首相が辞任した際、筆者は「日本の首相の名前が覚えられない」とぼやいたブログを書いた。ところが、あれから2年も経たないうちに麻生太郎鳩山由紀夫、そして菅直人と走馬灯のように3人も代わっている。日本は恐らく存命の歴代首相が最も多い国だろう。これだけで内閣会議が開けるくらいだ。数えてみたら合わせて11人。これだけ多ければ、筆者が名前を覚えられなくても不思議ではない。

日本の首相の名前を正確に言える外国人はそれほど多くないだろう。これは頻繁に交代するせいでもあるが、日本語の発音が難しいことも関係している。中国人は日本人の名前を中国語読みで発音するが、実は日本語の読み方とは全く違う。欧米人は日本語の発音どおりに表記するが、苗字と名前は反対になる。そのため、中国人と欧米人が日本の首相について話すとき、名前を一致させるだけでも一苦労だ。それにせっかく覚えてもすぐに代わるのだから、この際、国際的な場面では名前を呼ばず「日本の首相」だけで済ますのも得策かもしれない。

ところが、菅直人新首相の名前は欧米人にとって割と親しみやすいようだ。英紙フィナンシャル・タイムズは菅首相誕生を伝えるトップ記事のタイトルを、オバマ米大統領の「Yes,we can」をもじって「Yes we Kan」に。米紙・星条旗新聞も「Yes we Kan」と書かれた横断幕を掲げた支持者の写真をトップに掲載した。これで、新首相の名前の半分は早くも浸透したと言える。だが、果たして今度の首相はいつまでもつのだろうか?(翻訳・編集/NN)

●ジャイ・ホア

国際金融学のスペシャリスト。清華大学を卒業後フランスに留学した。欧州、アフリカ、アジア諸国など国外生活経験が豊富で、現在はアジア開発銀行に勤める。これまでにエッセイを中心として著作が多数ある。

※本記事は筆者の承諾を得て掲載したものです。

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携