Record China 2010年6月4日(金) 9時51分
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2日、米大手クレジットカード会社のビザは、8月1日から、中国本土以外で同社と銀聯カードの両方で決済可能なカードが利用された場合、同社のシステムを通じて決済しなければ罰金を科すとの方針を世界中の会員銀行に通達した。写真は銀聯カード。
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2010年6月2日、米大手クレジットカード会社のVISAは、8月1日から、中国本土以外で同社と銀聯カードの両方で決済可能なカードが利用された場合、同社のシステムを通じて決済しなければ罰金を科すとの方針を世界中の会員銀行に通達した。新京報が伝えた。
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同社の通達によると、中国本土以外でのATM(現金自動預払機)現金引き出しやカード決済について、会員銀行が銀聯のシステムを通じて決済した場合、初回は5万ドル、2回目以降は毎月2万5000ドルずつ罰金を科す。同社はその理由について、国際取引において、別ブランドのシステムを通じて処理した場合、データ漏えいなどトラブルが発生しかねないからだと説明している。
銀聯カードは、中国人民銀行(中央銀行)が02年に設立した会社、中国銀聯(チャイナ・ユニオンペイ)が発行する多機能デビットカード。近年は急速に海外ネットワークを広げているが、その反面、中国国内では海外ブランドのカードは中国銀聯のシステムを通じた決済しか許されていない。そのため、中国の専門家は今回の措置はこれに対抗するものとの見方を示し、国内市場の適度な開放が必要だと指摘した。(翻訳・編集/NN)
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