チャン・ツィイー、募金詐欺疑惑は濡れ衣?震災孤児支援で新たな支援を計画―中国メディア

Record China    2010年6月2日(水) 10時26分

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1日、一昨年の四川大地震で被災した四川省徳陽市を、女優のチャン・ツィイーが訪問すると話題になっている。ツィイーは、08年5月に発生した震災の募金活動後、その総額や使途が不明になっていることで問題になっていた。

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2010年6月1日、一昨年の四川大地震で被災した四川省徳陽市を、女優のチャン・ツィイーが訪問すると話題になっている。ツィイーは、08年5月に発生した震災の募金活動後、その総額や使途が不明になっていることで問題になっていた。中国のポータルサイト・TOMの報道。

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08年の震災直後に行われたカンヌ映画祭に出席したツィイーは、会場で大々的に支援金を募った。しかしその後、募金はいくら集まったのか、何に使われたのかは不明瞭なまま。今年1月になると、ネット上で「ツィイーの募金は実額と公表額が一致しない」との告発がなされ、“募金詐欺事件”としてバッシングの対象になってしまった。

翌2月、この問題に対し、ツィイーのマネージャーが弁明を行う。いわく、マスコミで報道されている100万ドルという募金額は誤りであり、実際の集金額は50万ドルであること、そのうち現金はわずか1300ドルであるという事実が明かされた。

さらに3月、国内紙の独占取材に応じたツィイーは、「着服をはじめとした違法行為はない。ただし、チャリティ活動について自分は経験不足であるため、使途などについての発表が遅れている」と釈明。また、養子縁組プログラムを推進している国内の組織「ケア・フォー・チルドレン(CFC)」との協力で、被災地の四川省徳陽市に支援センターの設立を検討しているとした。センターへの寄付予定額は40万ドル。募金で集めたお金が目標額に届かない場合には、自分自身がそれを補てんすると宣言した。

そして今月1日、同市ではCFCと地元自治体の協力による「震災孤児の養子縁組支援プロジェクトについての記者発表会」が催される運びとなった。ツィイーはその席に登場し、ついに募金使途不明問題に決着をつけるのではないか?と注目を集めている。(翻訳・編集/愛玉)

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