Record China 2010年5月30日(日) 6時7分
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26日、環球時報は記事「中国文化が韓国に『パクられた』?中韓市民のいがみあいは相手を間違えている」を掲載した。写真は2009年、山東省科技館で開催された「中韓文化交流活動」。
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2010年5月26日、環球時報は「中国文化が韓国に『パクられた』?中韓市民のいがみあいは相手を間違えている」と題した記事を掲載した。以下はその抄訳。
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先日、在中国韓国大使館は、「韓国の大学教授が李白は韓国人と主張」「漢字は朝鮮民族が発明した」などの報道はいずれもねつ造であるとの声明を発表した。近年、中国ではこうした「韓国パクリ説」の報道が後を絶たず、中韓両国の市民の間にはいがみあいが生まれている。しかしそれは相手を間違えているのではないか。
問題とされているのは誇張されたり、あるいはまったくのねつ造だったりするもの。中韓両国は国交成立以来、急速に関係を深めているが、その副産物として摩擦も生まれている。これは当たり前のことだが、もっと大らかに捉えるべきだろう。
今年4月初頭、私は韓国の官僚の講演を聞いた。「善意を以て相対すること」「相手の立場になって考えること」の重要性を説いていたが、まさにその通りだろう。思うに韓国人のプライドは中国人以上に高い。そのプライドを傷つけるようなことがあれば、たちまち争いとなる。
ごく少数の人々が極端な発想を持つのは避けられないこと。だが、その主張を韓国人全体、あるいは中国人全体のものと見なす必要はない。こうした誇張についてはメディアの責任も大きい。読者の興味を引きつけようと、物事を誇張してかき立ててしまうのだ。こうしたやり方について、中国メディアは韓国メディアから凄まじい勢いで「学習」してしまったようだ。(翻訳・編集/KT)
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