2010年5月24日、韓国の李明博大統領は哨戒艦沈没問題に関するテレビ演説を行い、北朝鮮に何らかの代価を支払わせると明言した。25日、新華網が伝えた。

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李大統領は、北朝鮮船舶の韓国領海立ち入り禁止、貿易及び交流・協力プログラムの中断を決定したと明かし、問題を国連安全保障理事会に提出すると明言した。また「北朝鮮のいかなる挑発行為にも今後容赦することはない。積極的な抑止原則を実行する」と表明。韓国の領土、領海、領空を武力侵犯した場合、ただちに自衛権を行使すると強調した。

テレビ演説後、関係省庁による記者会見が開催され、同日より6年にわたり停止されてきた「対北朝鮮心理戦」が再開されたことが発表された。38度線付近で標語や拡声器による政治宣伝活動が行われることとなった。（翻訳・編集/KT）